入院前にしておいた方が良い手続きがあります。
ご存じの方も多いかと思いますが一か月間に支払う医療費には上限金額あります。「高額療養費制度」といいます。
差額ベッド代や食事代などを除いた一か月の自己負担額(世帯ごとの負担)が一定金額を超えると差額が払い戻されるシステムです。
自己負担上限額は年収により異なるのですが、一般的な世帯年収(370万~770万ほど)で85000円くらいです。
以前は一度全ての費用を支払った後に払い戻しがされていたようですが、「限度額適用認定証」を取得し病院へ提出しておけば退院時の支払いで相殺してもらえます。病院によって異なるかもしれませんので事前に確認すると安心です。
私の場合は社会保険なので手術の日程が決まった時点で勤め先の健康保険担当部署へ相談し申請書をもらいました。必要事項を記入し提出後、自宅に証書が郵送されました。二週間ほどかかったので早めに申請をするのが良いと思います。国民健康保険の場合は住んでいる市区町村の健康保険窓口に相談してください。
この高額療養費制度は一か月ごとの医療費の総額に適用されます。なので入院が月末から月初にまたがる場合はそれぞれの月での計算がされます。1週間から10日ほどの入院であれば日程が選べるのであれば同月に入退院できるスケジュールが良いと思います。
その他は特別に準備をしたものはありませんでした。入院中の履物や寝間着などは病院からもらう入院時の書類に沿って準備をしました。強いて言えば100円均一のペットボトルに取り付けるタイプのストローが便利でした。
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